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夏は、仕事を休んで遊ぼうよ

by 有賀たいぞう

私の父は、夏は毎日海水浴へ行くものだ、と思っていたらしい。夏になると、毎日海水浴をしている。朝は勤務先へ行くようだが、昼間にはいつも海にいる。私が物心が付いたときから、ずっとこうだ。そして、毎年、海の監視員に負けないくらいに、真っ黒になる。

仕事は、どうなっていたのだろう?事務の仕事だったので、室内でしか仕事はできないはずだ。

最大の疑問は、上司に対してどう説明していたのだろう、ということ。転勤もあったので、様々な上司がいたに違いない。上司を何らかの方法で説得して(言いくるめて)、海水浴を楽しんでいたのだろう。

いろいろなことを見ても、父は拘束されるのが嫌いだったように思う。私も、その血を受け継いでいるかもしれない。

私の父のように、夏は仕事を休んで海で遊ぶ、というのは、とても素晴らしいと思う。特に、今年のような猛暑のときは、仕事なんてしない方がいいんじゃないかな。

気温が33度を超えたら仕事は休んでいい、夏は1ヶ月の休暇をとる、というような法律をつくって欲しいものだ。夏の1ヶ月くらい働かなくても、人生の中で、そんなに大きな差はないだろう。

この炎天下で、道路工事をしているのを見かけるが、緊急のこと以外は、涼しくなってからやったらどうだろう。暑いときは、納期に遅れてもいい、という呑気さを持つ。そして、納期に遅れた相手を許す鷹揚さを持つ。こういう人間関係がいいと思う。

暑くて、何もする気が起きないときは、仕事を休んで海にでも行こう。私も、父を見習って、毎日のように海へ行っている。海は広いな、大きいな、と思いながら、海の中へ飛び込む。

短い人生、そんなに働いて、どうするの?夏は、仕事を休んで遊ぼうよ。

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