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by 有賀たいぞう

夏は、いきなりやってくる。ジメジメした梅雨から一転、晴天のギラギラした毎日。夏の訪れは、頭をガツンと殴られたような衝撃がある。それが、いつの間にか、心も体も、夏の中に溶けていく。

夏と言えば、海。暑い日は、海で泳ぐ。日焼けは嫌いだが、魚と泳ぐのは楽しい。伊豆の海では、10月になっても、充分に海が楽しめる。伊豆の南へ行くと、沖縄の海のようなコバルトブルーのビーチが至るところにある。青、黄色など極彩色をした熱帯魚が泳いでいる。数的には、沖縄の海には及ばないが、それでも充分に熱帯気分を味わえる。

陸上の生物は、海から誕生したと言われている。海水と羊水のph濃度は、ほとんど同じ。体内の水分は、海水の成分とそっくりらしい。人間は、人間の形をしていても、本質的ものは、海と言ってもいいのかもしれない。

海に入ると、心も体も浄化されるような気がする。海から上がってからの帰り道は、いつも爽快だ。下手な治療を受けたり、カウンセリングを受けるよりも、海に飛び込んだ方が早く解決できるかもしれない。

母なる海。悠久なる海。果てしなく続く海。水平線を仰ぎながら、地球の大きさを思う。

青い海と青い空、もくもくと立ち上がる入道雲。このコントラストは、どんな素晴らしい名画よりも美しい。

さあ、海に飛び込んでみよう。海に抱かれると、太古の息吹が聞こえてくるに違いない。

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